施工事例 020 東京都目黒区 K様邸

2022年5月15日

個室型ワークスペースがある住まい

共働きのご夫婦でお子様が2人いらっしゃるK様一家。コロナウィルスの影響によりご夫婦共に自宅での仕事が増え、家族みんなで、お家で過ごす時間が増えました。そんな生活スタイルの変化に伴って、改めて考えたいのが、お家時間を充実させる住まいのあり方。特に在宅ワークが多くなった今、「居心地の良い家」には単にリラックスできるというだけではなく、“自分の時間を過ごせる場所がある”という点が新たに含まれてきているのではないでしょうか。K様邸は、リビングの一角に個室型のワークスペースを作り、子どもたちの様子を見ながらご夫婦でお料理ができるキッチンを作りました。家族が心地よく住むための、これからの家づくりのヒントにもなると思いますよ。

共働きのご夫婦でお子様が2人いらっしゃるK様一家。新型コロナの影響でご夫婦ともに在宅ワークが多くなり、「家族みんなで過ごすおうち時間」が増えました。そこで、仕事に集中できるワークスペースを設け、おうち時間を楽しく、心地よく過ごすためのリノベを実行。在宅ワークをきっかけにリフォームを検討される方のヒントになる事例です。

東京都目黒区 K様邸 〔ご夫婦+お子様二人〕

工事面積約72㎡
間取り2LDK
竣工年1999年
リフォーム内容リノベーション
工期約40日
費用約700万円

夫婦2人で料理ができるキッチン

“夫婦2人で料理ができる広さのキッチンにしたい”というK様ご夫妻の要望で、キッチンスペースを広げました。また、吊戸棚と壁を取り払い、リビング&ダイニングが見渡せる開放感のあるキッチンへ。お料理をしながらお子様の様子が見えるようになったので、小さなお子様がいるK様にとっては安心ですね。シンクの上には、ワイン好きのお2人らしくグラスハンガーを設置しました。対面カウンターを立ち上げて、ダイニング側からは調理の手元が見えないようになっています。

たかが30センチ?いえいえ、この30センチで動きやすさはかなり変わります

“夫婦でキッチンに立ちたい”というご要望でしたが、大人が2人、動きに不自由なくキッチンで作業をするには、キッチンスペースの幅をあと30センチ広げることが必要でした。その30センチを確保するために、壁の厚みを変えたり、壁を動かしたりと、設計士の緻密な計算による調整をしながら作り上げました。出来上がりは、ご夫婦で作業をするのに十分な広さになり、使い勝手の良いキッチンになりました。

BEFORE
AFTER
▷ 見た目にもこだわりました。収納棚・ゴミ箱~奥の冷蔵庫まで、それぞれ奥行が違っても表面がきれいに揃うように設計しました。そのため作業動線もスムーズに

たまにはお家に友人を招いて。ダイニングテーブルの延長としても使えるカウンター

ダイニング側に付いているカウンターは、元々お持ちのダイニングテーブルと高さをそろえました。来客で人数が増えても対応することができます。日常使いではお子様の宿題スペースとしても。

▷ ダイニング側の壁には、グラス棚とワインセラー。埋め込むことでスッキリと。最下部にはルンバの基地を作りました。壁のコーナーには、飾り棚とマガジンラックを造作

北欧家具の青いソファが映える心地よいリビング

日差しがたっぷりと降り注ぐK様邸のリビング。もともとは1LDKでしたが、個室型ワークスペースのあるリビングへと作り変えました。ご夫妻お好みの北欧ナチュラルテイストに、北欧家具の青いソファが映えています。 木が持つ暖かみの中にも洗練された雰囲気が漂って、とても落ち着く空間になっています。

▷ 来客の宿泊時にはロールスクリーンを下げて間仕切りに
▷ ヘキサゴンタイルがモダンなセンスをプラス

リビングにワークスペースを作る

今回のリノベーションでK様からご要望があったのは、“キッチンを広くしたい”という事ともう一つ。それは、“個室型ワークスペースが欲しい”ということでした。働き方が大きく変化した今、自宅にワークスペースを持つことは珍しいことではなくなってきています。K様邸は、ワークスペースをあえてリビングに作りました。そうすることで仕事に集中しながらも、壁に設けた室内窓やドアに開いている小窓を通して気軽に子供たちの様子を見る事ができます。室内窓は閉塞感を無くす役割もあります。また、個室型なのでリモート会議の時に家族の声や映り込みを気にする心配もありません。実際の使い心地を聞いてみると、「もう一つあってもいいくらい。今では無くてはならないもの」と奥様が笑顔で答えてくれました。

▷ ドアはリビングにある家具の邪魔にならないよう引き戸に。遮音性を高めるためドアのレールにも工夫を施しました。仕事をしながらも、ちょっとリビングの様子が見られるように室内窓を設けました
▷ 上に2段、足元に1段の収納。机の奥行きは深く取り、パソコンを置いても余裕があります

なるべくモノを外に出したくないから。ベンチ型大収納

リビング&ダイニングにはベンチ型の大型収納を造作。扉の中は全て収納です。一部上から開く部分も作られており、ここにはお子様のおもちゃを目一杯入れているとか。扉の形は「正方形の方がキレイだと思って」と、ご主人のご希望。細部にセンスが光ります。

▷ 右端には、音楽が趣味であるご主人のレコードが収納されたDJブースも併せて作りました
▷ 天井のダクトレールは大幅に向きを変え、ダイニング~リビングへと空間に連続性を出しています
▷ 奥様お気に入りのパイプハンガー。洗濯物は、一度室内でハンガーに掛けてから外に出すことで、夏は日焼け防止、冬は寒さ対策になります。来客時にはグリーンをハンギングして

個室型ワークスペースをリビングに。

仕事に集中できる個室型ワークスペース。あえてリビング内に設けた理由は、ご家族とのコミュニケーションを大事にしたいから。室内窓やガラス扉で閉塞感を感じないつくり。個室になっているためリモート会議の時でも、家族の声や映り込みを気にする必要もありません。

開け閉めに邪魔にならない引き戸。遮音性を高める工夫を施したドアレール。仕事をしながらリビングの様子をうかがえる室内窓。
机と収納を造作。収納は上部に2段、足元1段。作業しやすいよう机の奥行きは深めに設計。
リビングにベンチ型の大型収納を造作。扉の中は全て収納。右端は、レコードが収納されたDJブース。
来客の宿泊時にはロールスクリーンを下げて間仕切りに。
梅雨どきや花粉の季節の室内干しに便利なパイプハンガー。来客時はグリーンをハンギングして室内演出。
ヘキサゴンタイル。少々コストがかかるが素敵なインテリアに。

ふたりで料理を楽しめるキッチン。

ご夫婦ふたりで料理を楽しめるよう通路幅を拡大。吊戸棚と壁を取り払い、リビング&ダイニングを見渡せる開放感のあるキッチンに。料理をしながらお子様の様子が見えるようになったので、小さなお子様がいるK様にとっては安心ですね。

ワインがお好きということでシンクの上にグラスハンガーを設置。キッチンの通路幅は、大人二人が余裕をもって作業できる広さに拡大。
ダイニングサイドにカウンターを造作。お持ちのダイニングテーブルと高さをそろえ、来客時にはテーブルとして使用。普段はお子様の学習スペース。料理をしながら勉強をみれると好評。
グラス棚とワインセラーを造作。最下部にはルンバの基地。横には、飾り棚とマガジンラック。

水回り、その他。

フロートタイプの洗面化粧台。
トイレ内の手洗いカウンターはオリジナル。
廊下の壁面にピクチャーレールを設置。

廊下・洗面台・子供部屋・トイレ

毎日何気なく使う場所にも、収納アイディアや暮らしやすくなる工夫があちこちに。

▷ ピクチャーレールが取り付けられた廊下。廊下の収納には高さ調整ができる棚と、掃除機と自転車のバッテリーが充電できるようコンセントを設置
▷ フロートタイプの洗面化粧台。濃紺のアクセントクロスが空間を引き締めます。壁面にはニッチタイプのオープン収納を作り、タオル掛けや細々とした物を置けるようにしました
▷ 子供部屋。壁の一部は色付きのクロスにしてアクセントを。明るい雰囲気に
▷ トイレ内の手洗いカウンターはオリジナルで製作。お子様がしっかりと手を洗えるものをとご希望されました

OWNER’S VOICE

LIFA大塚さん以外にも何社かプラン・見積もりをお願いしていたのですが、こちらの要望を一番に汲み取って反映してくれていたのがLIFA大塚さんのプランでした。ヒアリングを本当に丁寧にしていただいて、私たちの要望はすべて提案としてプランに入っていましたね。あと、私(ご主人)は大学で建築学科を卒業しているのですが、現場で実際どう作られていくのかを見るのが好きなんです。ふらっと現場を見に行った時、LIFA大塚の大工さんがとても丁寧なお仕事をされていたのが印象的でした。

Before After 平面図

Before

After

※事例紹介で説明した箇所に色づけをしています。

Posted by 管理人