新築の現場より/中野区 MO様邸 ⑫上棟(1)
続々と到着する木材
本日はいよいよ「上棟(じょうとう)」です!
MO様邸の一番最初のブログに掲載した「地鎮祭」と今回の「上棟」は、新築の工程の中でも始まりや節目にあたり、特別な意味合いを持っているものだと思います。
特に上棟は“木造建築工事の花形”と言われる作業で、関わる方たちの気合の入りようも大きいのですよ。
上棟を簡単に説明すると、1階の柱から屋根に至るまですべての骨組みを一気に作り上げる作業になります。
上棟が終わると、お客様の中には出来上がりを見て「あぁ、家を建てているんだ」と実感し、身に沁みて思う方もいらっしゃいます。
さて、現場の様子は・・・
木材が積まれたれたトラックが到着すると、いよいよ作業開始!
木材はMO様邸の設計寸法に合わせ、あらかじめ長さや継ぎ目が加工された状態(プレカット)で到着します。
余談ですが・・・
ひと昔前のプレカット加工が無かった時代は、現場で大工さんがノコギリや鑿(のみ)を使って梁や桁(けた)、柱などそれぞれの結合部に凸凹加工をほどこして(パズルピースの接合部分のような感じ)、きっちり組み合わさるように一つ一つ手作業で作っていました。
(この加工工程を「手刻み」と言います)
次回も上棟の続きをお伝えします!
お楽しみに〜。
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