一戸建てをフルリノベ/豊島区 C様邸 ⑯階段取り付け
ささら桁(ササラゲタ)を取り付けます
2階へと上がる階段の取付工事が始まりました。
まず、階段の踏板(ふみいた)を支えるための「ささら桁」を階段の両側に取り付けます。

工場で加工済みのプレカット階段ですが、組み立て式といえども現場でやる事はたくさんあります。
その中でも、位置を決めるための墨出しや細かな取り合い部分の加工などは、職人さんの経験と技術に頼ることになります。






ちなみに、弊社が度々お世話になっているこちらの大工さんは、親子3代に亘って大工さんをされています。今日は皆さんお揃いでC様邸に携わっていただいています。
今回階段設置を担当しているのは、1代目の大工さんです。

2代目と3代目の大工さんは、この日は石膏ボードの取付をしていました



ささら桁が付くと、次に踏板を取り付けていきます。
C様邸の階段は回り階段といって、踊り場部分にも階段を設けたものになります。
階段の下に収納とトイレが設置されるので、下のスペースの使い勝手も考えながら設置していきます。






階段の取付は、大工作業の中でも特に技術と経験が求められる作業になります。
階段は部材を正確に加工し、組み合わせていく必要があります。
プレカットされた部材を使うにしても、ブログ内でも書かれている通り、現場に合わせて何度も微調整と確認を繰り返して進めていきます。
階段は安全で快適な生活を送る上でも非常に重要な部分なので、信頼できる大工さんに依頼をして、丁寧に施工してもらう事が大切です。
今回は1代目大工さんに施工していただきましたが、これから2代目息子さん、3代目お孫さんにも技術が伝承されて、階段を掛ける日が来るのでしょうね。
では、次回ブログもお楽しみに♪
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