子育てリノベの話③ 変更できる子ども部屋
POINT
成長にあわせて、簡単に変更できる子ども部屋
学童期はコミュニケーション重視、思春期はプライバシー重視で!
子育てリノベーションの3つ目の観点は「子どもの成長に対応できる柔軟性」。子どもはどんどん成長し、それに合わせて家族の暮らし方も変化していきます。
例えば、3歳と6歳のお子さまがいるご家庭の場合。子どもたちが幼い今、それぞれに子ども部屋が必要でしょうか?10年後はどうでしょう。子どもたちは13歳と16歳になっています。子どもたちはきっと個室を欲しがりますよね。それでは30年後は?子どもたちは巣立って、夫婦ふたりの家になっているかもしれませんね。
子どもはどんどん成長し、それに合わせて家族の暮らし方も変化します。子育て家族のリノベーションにおいては、今の暮らしやすさだけでなく、将来の暮らしの変化にも対応できる柔軟性を担保しておくことも大切です。
例えば、個室を作りこまない子ども部屋。
間仕切り壁ひとつで簡単に変更可能に。
❶ 幼児期:キッズルーム
子ども部屋を遊び場として利用。大きな画用紙を広げてお絵かきしたり、レゴの街を作ったり、簡易テントやハンモックで室内キャンプを楽しんだり。子どもといっぱい遊びましょう!
❷ 学童期:二人部屋
小学校の高学年くらいまでは、兄弟一緒に勉強したり、遊んだりできるオープンな子ども部屋がおすすめです。
❸ 思春期:個室
子どもが思春期を迎えたら、間仕切りを設けてプライバシーが確保された2部屋の個室に。
❹ 子どもたちが巣立った後は
子どもが巣立った後の新しいライフスタイルにあわせて自由に使える部屋に。個室のままで夫婦それぞれの趣味の部屋にしてもいいし、間仕切りを外しても広めの部屋として活用してもOK。お花、手芸、英会話など得意なことがあれば、近所の人を招いて教室を開いてみるのも楽しいのでは。
次回は、「子育てリノベ」の最終回。子育てと家事をサポートする「子育ての家に求められる家事動線」についてお話します!共働きの子育てママとパパは、必見です!
関連記事を他でも紹介しています。以下のブログ記事もご覧ください。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません