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新宿区 M様邸/新築/施工工程 ⑩上棟

一気に建てていきます!

皆さん、こんにちは。
いよいよこの日がやって参りました。「上棟(じょうとう)」です!
弊社ディレクター/福永からもらった“M様邸工事予定表”の中でも、赤字で別格扱いされている工程の一つが、この上棟です。
“木造建築工事の花形”とも言われる上棟とは、具体的にはどんな工事が行われるのでしょうか。そこで、初めに上棟について簡単にご説明します。


上棟とは・・1階の柱から屋根に至るまですべての骨組みを、1~2日で作り上げます。この作業を上棟といって、この日ばかりは他の現場の大工さんたちにも手伝いに入ってもらい、大人数で一気に建て上げます。「棟上げ(むねあげ)」や「建前(たてまえ)」と呼ぶこともあります

さっそく現場へと向かいます。
この日は上棟日和の雲一つない青空でした~。

えぇ!約1日半でここまで建っています!屋根はまだ出来ていない状態です

あまりにも、今までの現場と風景が変わっていました。

屋根を作っています
3階の床は出来上がっています。屋根は骨組みの状態で、青空が見えますね
内部はこのような感じ
にわかに騒がしくなったかと思うと、ほとんどの職人さんが屋根に上がり、一気に仕上げに取り掛かりました
道幅の関係でクレーン車が入れないので、3階まで全て人力での搬入です
“野地板”と呼ばれる屋根の下地材を張り付けています
仕上がりました!
正面から。安全のためメッシュのカバーが掛けてあります。見にくくてすみません

ずっと真っ平な現場風景だったのに、一気に建物が出来上がっていて驚きました。道行く方々から(小さなお子様からも)「お家建ててるね」という言葉が聞こえてくるほど、一目で新築現場とわかる風景になりました。

それにしても、現場の活気!
家のてっぺんを目指して、皆で一気に仕上げていくという心意気が、現場の空気にも溢れていました。さすが“花形の作業”です。そう呼ばれるゆえんが理解出来ました。
本日作業されていた職人さんは全員で8名。今まで私がレポートした時は大体2~3名だったので、多かったですね。
無事上棟を迎えられたこと、本日サポートしてくださった職人さん含め皆さんに、この場を借りてお礼申し上げます。

それでは次回もお楽しみに〜。

< おまけ >

上棟作業が終わり、小休止の時におもむろに白いバケツから飲み物が出てきました。
慎重にトングを使って出しています。なんでだろう?と見ていると・・・

何か棒が差し込まれている

熱々のようです

現場で熱いお湯が必要な時に使う金属の棒を使って、作ったお湯で飲み物を保温していたのでした。賢ーい!ステキー!寒い季節の現場作業は、こんな工夫もありながら乗り切っているのですね。