新宿区 M様邸/新築/施工工程 ⑨土台敷き
木材を使った建築作業の始まりです!
家を支える基礎部分の工事が無事終わり、いよいよ今日から「建て方(たてかた)」という作業工程に入ります!
「建て方」とは、家の主な構造となる材料を組み立てる作業を指します。
木造住宅でいうと、“土台の据え付け~柱・梁・棟上げ(むねあげ)”までの作業工程を“建て方”と言います。
“棟上げ(むねあげ)”は次の工程に出てきますので、その時にご説明しますね。
今回は土台の据え付け(=土台敷き)の様子をレポートしたいと思います!
「土台敷き」とは、“土台”と“大引き”という木材で1階の床組みをしていくことです。
“土台”は、木造建築の骨組みの最下部にあたる横材で、これから取り付ける家の柱とコンクリート基礎とをつなぐ大切な役割を担っています。
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ところで、コンクリート基礎と土台は直接触れていないんです。
“基礎パッキン”という部材を挟んでいて、基礎と土台の間にすき間をあけています。こうすることで床下の通気が良くなり湿気が溜まらないため、より住宅を長持ちさせることができるんですよ。
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次に、断熱材と気密シートを敷いていきます
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気密シートを張り終わったら、その上に分厚い構造用合板を敷いていきます。これがフローリング等の床の下地となります。
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これまで職人さんのお仕事を間近で見ていて思うことですが、今回も本当に丁寧に作業をしてくださっていました。以前にも“身内のひいき目では?”と書いた回がありましたが(「⑤配筋検査」)、違いますよ~。本当に丁寧なんですよ。
腕の良い職人さんに巡り合えるのは運もありますし、また、日ごろから良い関係を築いているという事もとても大切だと思います。
M様邸を施工していただいてる様々な職人さんと弊社ディレクター/福永との付き合いは長いとの事で、良い仕事とは、良い信頼関係の上に成り立っているというのをそこ此処で感じました。
さて、次回はいよいよ「上棟(じょうとう)」です!
上棟は“木造住宅建築工事の花形”と呼ばれている工程なので、私は今からワクワクしています。
次回のレポートもお楽しみに~。
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