新宿区 M様邸/新築/施工工程 ⑭中間検査
建物の安全性を守っていくために
みなさん、こんにちは!
今回は「中間検査」と「瑕疵(かし)保険検査」の様子をレポートしたいと思います。
検査が入るのは昨年12月、ブログにアップした「⑤配筋検査」以来です!
「中間検査」とは、建築基準法に基づいて国によって定められている検査になります。検査では、
・申請時に提出されている設計図通りに施工されているか
・安全性が基準を満たしているか
・補強金具の設置とその位置、ボルトのネジ等がきちっと絞められているか
など他にも様々な項目を含め、その建築物が法令の基準にちゃんと適合しているかを
第三者機関の検査員が確認します。
「瑕疵保険検査」も同じように確認をしていきます。
「中間検査」に合格しなければ、次の工程に進むことはできません。
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日本では、関東大震災を始め、繰り返し大きな地震に見舞われてきました。その都度、建築基準法が改定されたり、耐震基準が強化されてきました。
この中間検査の成り立ちも例外ではなく、阪神・淡路大震災の時に、現在、中間検査で確認している箇所(建物が出来上がると見えなくなってしまう、安全性に深くかかわっている部分)に起因する建物被害が多かったことから、施工途中での検査の重要性が改めて認識されました。
これを受けて、安全な建物と質の向上を図るために「中間検査制度」を設けた改正建築基準法が施工されることになったんです。
災害によって被害が出るのは本当に残念な事ですが、その事実をさらなる安全への糧として、日本の建築は日々進化しています。
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ふたりの検査員の方、それぞれ全体をしっかりと検査されていて、まさに“ダブルチェック”ですね!
調べられているのを見守るのは(今回はおふたり同時だったのもあって)、やはり落ち着かないものでした。
結果はというと、問題無く無事合格しましたので、ホッと一安心!
後日「中間検査合格証」が交付されます。
これで次の工事へと進むことができます!
さて、次回ブログですが、施工工程ではありません。
M様邸現場で行われた、あるイベントの様子をレポートしたいと思います!
どんな内容かはお楽しみにしていてくださいね!
では、次回のレポートもお楽しみに~。
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