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新宿区 M様邸/新築/施工工程 ⑬屋根・壁下地・バルコニーなど

2022年4月8日

見えなくなるモノは やはり大事でした

みなさん、こんにちは!
今回は屋根やバルコニー、壁の様子をレポートしたいと思います。

と、その前に・・・M様邸現場に着きましたら、弊社名前入り工事シートが張られていました!!
今回、新たに作成したのですが、弊社担当ディレクター福永と私は気に入っています。いかがでしょうか?
その外観がコチラ!

ジャジャーン
この黄色が良い感じ


いろいろな角度から工事シートを眺め満足した後、さて、いよいよ外階段で3階へと上がります。
3階に上がると上は青空しか見えないので、さすがに高さを感じますね。足元要注意!
慎重に足場から建物へ移ります。

3階はさすがに高いです
外壁には下地のボードが張られています

外壁には壁の下地材(パーティクルボード)が張られていました。パーティクルボードとは遮音性・断熱性が高く、厚さや大きさを自由に決めて加工することができる木質の面材料です。
そして、早速室内へ。

写真右の床に空いている穴は、今後階段ができる場所です
階段予定の場所を覗くと1階の床が見えました。ヒェ~。(安全対策をして撮っています)


3階にはバルコニーがあり、FRP防水が施されています。

3階に大きく開けたバルコニーがあるなんて素敵ですね!
最上階のため遮るものが無いので、お家の中のどの場所よりも、空がよく見える場所になるのではないでしょうか。

屋根の状況も確認しました。どんな状態なのかと言いますと、

こんな感じ。目線の高さに屋根があるのは不思議な気分です
拡大

屋根(ここでは野地板のこと・屋根を作っている大元の板)には、“アスファルトルーフィング”という屋根下葺材(やねしたぶきざい・防水シートのこと)が敷いてありました。
ルーフィングは、次にこの上に取り付ける“屋根材”(例えば瓦など)の内側に侵入してきた水を軒側に流してくれます。最終的に雨漏りを防いでくれる「超」重要な建材です。

雨漏りは放っておくと木を腐らせます(鉄骨造の場合はサビの原因に)。
いかに水を屋根内(屋根裏)に入れずに外に流すかが、家を長持ちさせるためのキモでもあるんです。そのため、防水工事は十分に注意して行われます。
出来上がり時には隠れてしまうものですが、むしろ表面に見える屋根材よりも大切と言えるんですよ。

そして、ルーフィングの上に屋根材を取り付けて、仕上がった様子がコチラ~!

青いものが屋根材です
青色と言うより藍色に近い上品な色ですね

普段、私たちが普通に見ている屋根(=屋根材)は「一次防水」、ルーフィングは「二次防水」と言われています。屋根(=野地板)は、この2段構えで防水仕様が施されているということになるんですね!

「家を建てる」というと大きな作業のようですが、細部の丁寧な仕事の積み重ねによって作られていくのですね。
そして、施工を順を追って見てきた私が思うのは、見えなくなる部分ほど建物にとって重要な役割があるという事。(ここまで来るのにどれだけたくさんの重要なモノが隠れてきたことか!気になる方は施工ブログ②~⑫をどうぞ)

出来上がったら見えなくなるので、後から確認するのは難しい事です。そのため、本当に信頼できるお店・業者・大工(要は全て“人”なのですが)に出会わなければ良いお家はできない!と思いました。
このブログが、読んでくれている方にとって、弊社との良い出会いとなるきっかけになれば良いなぁと心の隅で思いながら書いています。

さて、次回は「中間検査」の様子をお届けします!
次回のレポートもお楽しみに~。