【28】アートはココロに羽をくれる!/ワタリウム美術館
いいもの探し【28】ワタリウム美術館(美術館)
やって来ました。ワタリウム美術館。遠くからでも「あ、見えてきた!」とすぐにわかります。これだけ多くの建物が立ち並ぶ通り沿いにあっても埋もれないのは、そのモダンな外観に依るところが大きいのではないでしょうか。外壁は横縞模様で、建物上部に丸い窓が空いたコンクリート製の円筒が付いています。この現代アート美術館は、2020年で30周年を迎えました。現代美術は久しぶりのケイコ。どんな作品が展示されているんだろう。ワクワク半分、理解できるのか不安半分で行ってきました。
私たちが行った時は「まちへ出よう展~それは水の波紋から始まった~」が開催されていました。(2021年6月11日終了)
今回展示されていたのは、1995年に青山・原宿の街中40カ所に現代アート作品を設置する催し「水の波紋95」展で出品されていた作品の一部と、さらに2021年のアーティストたちの作品も同時に展示されていました。
展示作品の一部をご紹介
来る前に抱いていた“現代アートって難しそう”“理解できるのかな”といった不安はどこへやら。グイグイ引き込まれていました。作品を楽しむための大きな味方となったのは、作品ごとに付いているQRコードを読み込んで聞ける、和多利さん(館長)や作家さん自らの解説・お話。興味深くて、とてもおもしろい。時間が経つのがあっという間でした。
ここからは私個人の感想・解釈です。
作品を通じて“私はこう見ています・こう見えているんです”と堂々と表現しているアーティストたちの自由な言葉や作品たち。私にとって、“あなたもあなたのままでいい”と言ってくれているようでした。
「表現の自由」があれば「感じ方の自由」もありますよね。ここへ来る前は、作品を見てわからなかったらどうしようと不安でしたが、わからない思うのも、それもまた一つのとらえ方で、そのまま受け止めてOKなのかなと思いました。アートの見方にルールなんて無いのだと思います。日常生活だけでは、たぶんあまり感じることのないこの感覚、とても心地よかったです。アートって、受け取る側のタイミングや状況によって、いろんな感じ方をするんだろうなぁ。
なんだか羽が生えたように軽~くなったココロと共にワタリウム美術館を後にしました。
【お店情報】
ワタリウム美術館
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-7-6
公式ホームページ(リンク)
【いいもの探し】ライファ大塚では、お客様だけでなく私たち自身も心豊かな暮らしを送るために、常に「良質なもの」(商品、サービス、お店、建物、アイデア、…etc.)を探すアンテナを張っていたいと考えています。リフォームに直接関係あるもの、ないものに関わらず「これ、いいね」と思うもの。もし見つけたらぜひ皆さんにも紹介したい!仕事の合間を縫って、社内でも探求心の強いケイコ、コジマのコンビが事務所を飛び出し、ゆるくブログでレポートします。
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