①仮設工事〜解体工事まで
【 S様邸 】施工工程 現場レポート
5月某日。豊島区S様邸の築43年を迎えたマンションのリノベーション現場。キッチンはそのままに、リビングとその隣に続く和室をリノベーションしていきます。
施工前の仮設工事
まずは、手を入れない箇所に塵や埃が行かないように、仮設の壁を作ります。(施工完了後は撤去)
解体工事(内装材解体・撤去工事)
次は解体作業へ進みます。新しくするために現状を壊していく工程です。とはいえやみくもに壊せばいいというのではありません。電気配線など既存のまま利用する部分があるので、残す部分を配慮しながら解体する必要があり、とても神経を使います。現場監督が中心となって、職人さんたちと意思疎通を図りながら、作業指示を出していきます。
天井、壁紙、床材を全て取り去り、スケルトンにした状態。壊してみると壁の一部に断熱材が入っておらず、カビが生えやすい状態になっていたことが判明。このように壊して初めて気づくことがリノベではよくあります。また、上部に突き出ている木材は「吊り木」といって天井を吊るす角材です。この角材は新しい天井にも使うので、壊し切らずに残してあります。(今回は長さを短く切って、天井高を上げる予定。)
現場を片付ければ、解体工事は完了です。
次は配線工事と、天井・床の下地を作る造作工事へと続きます。次回もぜひご覧ください。
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