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新築の現場より/中野区 MO様邸 ⑥立ち上がりコンクリート打設

コンクリートを流し込みます!

みなさん、こんにちは。
今回はコンクリートを流し込む作業の様子をご紹介したいと思います。
この作業は「立ち上がりコンクリート打設」と言われていて、設置した型枠にコンクリートを流し込み、基礎を立ち上げていく作業になります。

現場には型枠が設置されています
今日は大きな重機が入るため、安全を考え警備の方を2人配置しました
この日は冷え込む日で現場には霜柱が

ところで、見出しにも書いてある「(コンクリート)打設」ってなんだろう?と思いませんか?普段は耳にすることがない言葉ですよね。

“コンクリート打設”とは、生コンクリートを枠の中に流し込み、建物の基礎を作る作業の事を言うのですが、「打設」という言いまわしは、昔からコンクリートを充填する際、棒で念入りに叩いたり突いたりして余分な空気や水を出していた事に由来しているそうですよ。
現在は棒で叩く事は少なく、振動を出すバイブレータなどの道具が用いられています。今回の作業でもバイブレータを使用しています。

コンクリートポンプ車が到着
コンクリートを混ぜながらミキサー車も到着
ミキサー車の後部から出てくる生コンクリートをポンプ車が受け取ります
コンクリートの流し込みが始まりました。右側の職人さんが持っている棒がバイブレータです

バイブレータでコンクリートに含まれる余分な空気や水を抜いたりする作業を「締固め(しめかため)」というのですが、コンクリート打設の時には必ず行われます。
空気が抜ける事で密度が高い、より堅牢なコンクリートになるんですよ。
また、型枠の隅々にまでコンクリートを重鎮させる事ができます。

ホースからドバドバッと出てくるコンクリート
コテを使って表面を均します
この時、流し込まれたコンクリートの量の微妙な調節もします
ダラーンと伸びているホースの先からは勢いよくコンクリートが出てきます

コンクリートを流し込んで表面を均した後は“レーザーレベル”という機械を使って、コンクリートの厚さを確認していました

右後ろに写っているのがレーザーレベルで、職人さんが抱えているのは受光器です
あらゆる所の厚みを確認していくわけです
無事全て流し終わりました!

このままコンクリートが固まるまでしばらく待ちます(養生期間)
型を外すのが楽しみです!

それでは次回もお楽しみに~。