GREENのある暮らし(第3回)ふと目にした時の小さな幸せ
「自由にグリーンを置いてみよう」
GREENのある暮らし3回目の今回のテーマは「自由にグリーンを置いてみよう」です。
“グリーンはリビングに置くもの”とか、“大きめのグリーンを置けばお部屋がオシャレになる気がするけど、お世話が大変そうだな”とか、購入する前からいろいろと考えてしまって、結局グリーンを置くことに億劫になっていませんか?私はそうでした…。失敗はしたくない!だからこそ、考える時間が長くなってしまうのですよね(^_^;)。でもここ1年、私がいくつかのグリーンたちと生活してきて思うのは、グリーンとの関わり方は人それぞれ、自由で良いんだよなぁということです。まずは自分のホッとできる場所や、普段何気なく目に留まるところに気軽にグリーンを取り入れてみてはいかがでしょうか。「無理をしないで自分のペースで」が、GREENのある生活を楽しむコツなんじゃないかなと思います。
「こんな場所にはどんなグリーン?」
<place1>Bathroom
浴室にグリーンなんて高度なテクニックでは?と思うかもしれませんが、お風呂好きな方、お風呂でリラックスするのを楽しみにしているという方にはおすすめの場所です。小さめのグリーンでも、アクセント効果や癒しの効果は十分に発揮してくれますよ。ポイントは、「グリーンを選ぶとき、高温多湿な環境を好み、耐陰性のある亜熱帯原産のグリーンを選ぶ」ということです。グリーンを育てていく上で、育てるグリーンの原生地を知るということはとても大切で、なぜならその植物が生まれた土地に近い環境の方が植物にとってストレスなく生活していく事ができるからです。ただし、バスルームに窓があるか・窓が無いかによって、育てる難易度は変わってきます。窓付きの方が採光がとれたり、風を通しをしたりできるので、育てやすさは高くなります。
◎おすすめグリーン…シダ系の植物(ツデーなど)、モンステラ、アジアンタム、“エアプランツ”としておなじみのチランジアなど。
◎バスルームでグリーンを育てるPOINT!
- 冬の低気温には注意!寒い時期は脱衣所に移動するなどして対応しましょう。
- シャワーのお湯が直接当たらない場所へ置きましょう。
- 置き場所が見当たらない時は、ランドリーパイプやツッパリ棒を利用して、ハンギングで取り入れてみるのも一つのアイディアです。こなれた飾り方にも見えますね(^-^)
- 時々風通しの良い室内に移動したり、ベランダに出して日光浴させてあげましょう。
<place2>Kitchen
キッチンはお料理をしたり何かと過ごす時間の多い場所です。疲れてお料理を作る気力が出ない時、溜まった食器を洗わなければいけないのにイマイチやる気が起きない時、そんな時ふとグリーンが目に入ると、ほんの少しかもしれませんが心が穏やかになって、やる気が湧いてくる(気がします。私は)。台所は、今ではリビングの一部のようになっているお家も多くなってきていますよね。キッチンにグリーンがあると気分はもちろん実際にパッと明るい雰囲気になりますので、取り入れてみてはいかがでしょうか。
◎おすすめグリーン…ポトス、ペペロミア、アジアンタム、シェフレラ、多肉植物類
◎キッチンでグリーンを育てるPOINT!
キッチンに置く植物は、日が届きにくい場所でも育てやすい「耐陰性」のある植物がおすすめです。それでもたまに日に当てて、風を通してあげましょう。元気な状態が維持できます。
<place3>Toilet
“トイレがリラックスできる場所”という方も結構いるのでは?狭くて、籠っている感じが落ち着くのかもしれませんね。トイレに飾り棚が付いているお家も多いので、グリーンをどこに置けばいいの?と困ることは少ないかもしれません。もし棚が無かったとしても大丈夫。ツッパリ棒などを取り付けてハンギングで飾るのがおすすめです(^^♪また、空気清浄効果がある植物を選べば、グリーンがあることによってリラックス効果が高まるだけでなく、トイレ内の空気がキレイになるので一石二鳥ですね!ちなみに下に挙げたおすすめグリーン3種の空気清浄効果はあのNASAも認めています。
トイレは狭い空間だからこそ、簡単に素敵な空間に変えることができますよ。
◎おすすめグリーン…(空気清浄効果がある。耐陰性がある。以下3種)オリヅルラン、サンスベリア、ポトス
<place4>Balcony
“室内に植木鉢を置きたくない”、“ペットや小さな子供がいたずらしそうでグリーンを置けない”、“室内だけでは物足りない”など、心当たりのある方いらっしゃいませんか?もしご自宅にバルコニー(日本ではベランダと言うことの方が多い)があるならば、バルコニーを利用してのガーデニングをおすすめします。室内から見えるグリーンは心を癒し、実際、風水的にもベランダの観葉植物は◎とされているんですよ。玄関やバルコニーは外に繋がっていることから、植物を置くことで運気を呼び込むそうです。また、大きな窓があるバルコニーの場合は、外からの目隠し効果にもなります。
バルコニーで育てるグリーンを選ぶポイントは、暑さに強く、寒さにも耐えられるということ。直射日光が当たる確率も高いので、砂漠エリアで生きていたタイプを選ぶのも良いでしょう。
◎おすすめグリーン…ハーブ類(ローズマリーなど)、オリーブ、アイビー、サボテン、ソテツ、ガジュマル
《ちなみに…》
わが家のバルコニーでは、ガジュマルとオリーブを育てています(下に写真を載せました!)。ガジュマルは息子(2020年現在10歳)が欲しがって自分のおこずかいで買ったもの、オリーブは私が欲しくて買ったものです。昨年買ったのですが、ガジュマルはまさに上に載っている写真のような卓上サイズでした。このガジュマルの成長度合いがすごくて、枯らしてばかりいた私に大きな自信をくれました。(ありがとう!ガジュマル!!息子よ、ガジュマルを買ってくれてありがとう!!)
対して、オリーブは比較的成長がゆっくりだそうです。そのため、ほぼ大きさ変わらず。
毎日、窓の外を見ては頼もしく成長してくれているグリーンを目にして、小さな幸せを感じております(^-^)
「最後に。大切なことは人間もグリーンも同じ⁈」
グリーンを育てていく中で一番大切な事と言っても過言ではないのが、毎日見てあげるということです。人間だってペットだって、無視され続けていたら元気が無くなってしまいますよね(^_^;)それはグリーンでも同じ。
自分の目が向きやすい場所にグリーンを置くことで、自然に目が行き届いて、ちょっとした変化にも気付きやすくなりますよ(^-^)♪
「そろそろお水をあげた方が良いかな」とか、「葉っぱの色が薄くなってきたようだから、お日様に当ててあげようかな」とか、生活のルーティンにグリーン観察が自然に組み込まれるわけです。そうなったらしめたもの!お世話しなきゃという呪縛から解き放たれて、グリーンからの癒し効果を存分に受けましょう!(笑)\(^o^)/
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は「グリーンのある暮らし」最終回です!最後は、「グリーンを育てていく上での勘違い・やりがちな間違いあるある」をお送りしたいと思います。
何度も枯らしてきた私の体験話もいくつかご紹介させていただきつつ、これからグリーンを育ててみようかな?と思っている方の「転ばぬ先の杖」的な内容にできたらと思っております。
ぜひ読んでいだだけたら嬉しいです。
関連記事を他でも紹介しています。以下のブログ記事もご覧ください。
>GREENのある暮らし(第1回)グリーンの持つ“ゆらぎ”と“癒しの効果”のお話
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