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【33・後編】親もベビーも、大人だけでも/国際子ども図書館

2021年9月3日

いいもの探し【33・後編】国際子ども図書館(国立国会図書館)

国際子ども図書館、前回の外観に続き今回は中についてのご案内です。

こちらの図書館では館外貸し出しはしていませんが、館内で閲覧をすることができます。
「子どものへや(~小学生)」「調べものの部屋(中高生、大人もOK)」が主なスペース、他に「世界を知るへや」「児童書ギャラリー」などがあります。絵本も充実していますし、「本のミュージアム」で展示会などもあるようです。(書籍のある部屋は撮影不可ということで、書架や本の画像はありません)

子ども主体に考えて「学ばせる、楽しませる」ために連れて行くばかりでもなく、お子さんを持つ予定の方や、これから本に出合う乳児を連れて「どんな本がいいだろう?」と親がゆっくり検討する場として利用できるのも良いですね。子供時代にお気に入りだった本との再会の可能性も大いにありますし(コジマはありました)、「今はこんな本があるんだ!」という発見もあるかもしれません。

ドアの隙間から素敵な照明を

施設の説明は公式ホームページ(小さなお子様連れの方へ)に詳しいのですが、とにかく子供連れに「これでもか」という程、親切な施設です。おむつ替え場所や子供用便座はもちろん、授乳室あり、休憩スペース(弁当持参も可)もあり。これなら幼い下の子が居ても、一緒に連れて行くハードルが下がりますよね。
(駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。)

さて、大人だけで訪問するのはどうでしょう?
東京藝術大学と東京国立博物館の間に位置し、近くには都美術館・科学博物館や上野公園、東京文化会館や西洋美術館という文化施設ひしめくゾーン。そういった施設を訪れた際、散策に良い気候ならちょっと足を延ばしていくのも良いかと思います。
例えばこの階段(手すりの意匠まで凝っている)を登っていくと大きな窓、上野の杜も良く映えて素敵です。そして3階に上がると天井の高いホールがあり(まるで教会のよう)、テラスの外から外壁を見ることもできます。もしご興味をお持ちなら、「子ども」「図書館」という名前を気にせず入館すれば、図書館利用しなくても建物の外観だけでなく内装をじっくりと見る価値、かなりあるのではないでしょうか。

高い天井、大きな窓
照明のデザインも独特
内側から見た窓、ガラスに凹凸がありますね
なんと外にまわると枠は白色でした
木目、わかります?
木枠だったとは!

建物は見れば見るほど、面白い部分ばかりで写真を撮りまくってしまいました。しまいにはケイコに「コジマさんがテンション上がってるの珍しい~」と笑われる始末…。

もし見学される際は、天井の漆喰彫刻・左官職人による鏝絵などディテールにも注目して、逃さずじっくり御覧くださいね。

照明の根元にも

前回ブログにも触れたとおり、以前の訪問は「親」になる予定もない大人でしたので、「子ども図書館」に入り込むのはちょっと遠慮があったのも確かです。
今回は堂々と(?)「子供と利用するにはどうか」という視点を持って館内を見ることもできましたが、「文句なし!」というか、もっと早く知っておけばよかったとしみじみ思います。育休中、幼児とふたりで過ごす時間に利用すればよかった…。

身近にいる新米パパママに、(押しつけがましくなく、笑)さりげなく教えてあげたいな、と思います。

【施設情報】
国立国会図書館 国際子ども図書館
〒110-0007 東京都台東区上野公園12-49
公式ホームページ

※2021年8月現在、ウィルス感染拡大防止のため休止していますが、館内ガイドツアーもあるようです。

クイズ「おす〇あく」
※答えはおまけの下に

(おまけ)

サンルームのよう
明治39年!
階段上より

※クイズの答え 〇=登(と)でした!「押すと開く」扉、当時は珍しかったようです。


【いいもの探し】ライファ大塚では、お客様だけでなく私たち自身も心豊かな暮らしを送るために、常に「良質なもの」(商品、サービス、お店、建物、アイデア、…etc.)を探すアンテナを張っていたいと考えています。リフォームに直接関係あるもの、ないものに関わらず「これ、いいね」と思うもの。もし見つけたらぜひ皆さんにも紹介したい!仕事の合間を縫って、社内でも探求心の強いケイコ、コジマのコンビが事務所を飛び出し、ゆるくブログでレポートします。